バッテリーの交換

みなさん、こんばんは。雪がうっすらとつもった関西地方です。各地で大雪の被害が出ているようです、お気をつけ下さい。

さて、この時期寒さによりバッテリーが急激に弱っているハーレーが多いようです。今週も数件バッテリーのご注文をいただきました。お買い上げ頂いたバッテリーの交換方法です。ブログをご参照の上、交換おねがいします。

長期保管後バイクはなかなかエンジンは一発ではかかりません。なかなか始動しないからといって、ずっとセルボタンを押しっぱなしで始動させるのはよくありません。キャブ車はチョークを引き、かかりやすい状態にして数度に分けてセルボタンを押し、バッテリーが上がらないように状態を確認しながらかけましょう。

 

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それでもバッテリーがカタカタ鳴ってかからない、かかりにくい車両はバッテリーを取り外し補充電をする必要があります。2年から3年ほど使用済みのバッテリーは交換したほうがいいかもしれません。今回は04年式以降のスポーツスターのバッテリーの取り外し方のご案内です。

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車体左側のサイドプレートを取り除きます。このボルトを16/7 もしくは3/8のボックスレンチで外します。作業性が悪い為、ボックスレンチが必要です。

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バッテリーをホールドしているバンドが外れます。手前にバッテリーを引き出すことが出来ます。

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バッテリーを10mmコンビネーションレンチで取り外します。本来バッテリーはマイナス端子から外しますが、この車両はプラス端子からしか取り外せません。緩める際、工具が車体の金属部分に触れると通電する事があります、注意してください。

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取り外し完了です。今度は新しいバッテリーの取り付けです。

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通常バッテリーの取り付けはプラス端子から取り付けますが、この車両はマイナス端子からしか取り付けられません。

マイナスのターミナルの締め付け時に工具がプラス端子に触れると通電する事があります。ご注意下さい。

次にバッテリーを奥まで押し込み、プラスの端子を取り付けます。マイナスがすでに取り付けてあるため、プラス端子を締める際、車体の金属部分に工具が触れると通電することがあります、ご注意下さい。

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マウント用ベルトの取り付けボルトを締め、サイドプレートを取り付ければ完了です。

今回の車両のバッテリー交換に必要な工具です。

3/8ボックスレンチ

10mmコンビネーションレンチ

 

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